私たちは、独自の映像鮮明化技術が更に役立つ事を目指し未来を見据えています。

映像鮮明化技術とは、多様な環境・条件下で得た見え難い映像を処理し、見え易い映像に最適化する技術です。その基本的な映像化手法は、リアルタイムでディテール情報を抽出し、映像の可視性を高める機能を有しています。

大きな特長：私たちの鮮明化技術は、対象となる映像のシチュエーション・条件を選ばず、すべての環境映像に対し一つの鮮明化処理で対応することが可能です。

本技術が対象とするシチュエーションでは、一般的な映像処理では簡単に視認性を高める事が出来ません。

特にリアルタイムでの鮮明化処理には、かなりの困難があります。その中で、私たちの鮮明化技術は他社には無い高度な鮮明化アルゴリズムを構築し、その適用ニーズに合った鮮明化アルゴリズムやハードなどを提供して行きます。

また、録画画像やデジカメ画像など、不鮮明な画像から何とかして対象物を特定したい、と言う事案が多くあります。
これにお応えし、私たちは提供頂いた映像を独自の技術で解析し少しでもユーザ様のお役に立てるよう、受託解析の業務を立ち上げました。

復元画像処理アルゴリズムは今後、フルハイビジョン（２Ｋ）映像の解像度から４Ｋ、８Ｋの高精細映像に移行が進みます。確かに、映像の分解能は高精細となりますが、そのクオリティーはプロ映像を別格とし汎用の撮像系で得た映像はナチュラルさが再現されません。

この現象は汎用のハンディカメラで撮像した映像をテレビジョンで録画再生しても、一般放送の映像と比較し、見劣りするのと同じ事を意味します。

すなわち、解像度は同じでも光学系の作りがプロ用と比較し、安価な仕様でできており本来のナチュラルな映像には程遠いものとなっています。

そこで私たちは、その過程の映像を元の映像まで辿るための復元画像処理アルゴリズムを用いてリアルタイムで処理しながら高解像度（２Ｋ～８Ｋ）をそのままに人が感じるナチュラルな映像にするための復元画像技術を開発しました。

定義：此処では、映像を意味する場合、連続した画像の繋がりを示し、画像とは一枚一枚の画像を意味します。

ナチュラルな映像を復元する条件として、光学系の仕様限界や撮像時の光学調整で劣化した映像を例とし説明します。
※ポイント：復元を要する映像は、カメラ画像の点拡がりが収束されておらず、画像全体に一つ一つの画素が本来の真値となっていないために起きた事象です。